わしは博士。今日はちょっといつもと違う話をしよう。チャプター1で明かされたハイテールの世界の真実じゃ。
ゴブリン研究所の壁には、ゴブリンが描いた6枚の落書きがある。ただの飾りかと思いきや、並べてみるとひとつの物語になっておった。さらにアイテムの説明文やあちこちに落ちているメモ、公式ブログをつなぎ合わせると、オルビスという世界に何が起きたのかが少しずつ見えてくる。

- 💬 英語の引用は、ゲーム内の説明文や公式ブログに書かれている文章
- 🔍 緑の枠は博士の考察。公式に確定した話ではないぞ
まずは前提 オルビスとエコー
ハイテールの舞台はオルビスという世界。そしてオルビスにはガイアという女神がいる。2026年1月の公式ブログでは、ガイアはオルビスの化身だと説明されておる。しかも、それを知らない勢力もいるかもしれないとまで書かれておった。
“not all factions may be aware of this fact”すべての勢力がこの事実を知っているとは限らない公式ブログ A look at Hytale's Lore and Philosophy
同じブログにはEchoes of Orbis、つまりオルビスのエコーという言葉が出てくる。プレイヤーが最初にエコーに足を踏み入れたとき、ハイテールの物語は正式なものになる、という書き方じゃ。
そしてチャプター1で、このエコーという言葉がゲームの中にもはっきり出てきた。忘れられた神殿の副題はエコーの果て。ゴブリンブリーチが始まると「ゴブリンがあなたのエコーに侵入している!」と表示される。
“Edge of the Echo”エコーの果て忘れられた神殿の副題
さらにオルビスの心臓を手に入れたときのメッセージがこれじゃ。
“Void's curse keeps Orbis locked away but there may yet be a way to break it.”ヴォイドの呪いがオルビスを閉ざしている。だが、それを破る方法があるかもしれないオルビスの心臓 解放時のメッセージ
“A deity rests within this Heart of Orbis”このオルビスの心臓には神が眠っているオルビスの心臓 解放時のメッセージ
古代の門の説明にも「呪いがガイアのオルビスを閉ざしているが、それを覆うヴォイドを貫く方法はある」と書いてある。

わしらが暮らしている世界は、オルビスそのものではなくオルビスのこだまのような世界なのじゃろう。本物のオルビスはヴォイドの結界に封じられていて、外からは簡単に入れない。オルビスの心臓に眠る女神は、オルビスの化身であるガイアと考えるのが自然じゃな。
滅びた文明たちと傲慢の歴史
オルビスには、かつて栄えて滅びた文明がいくつもあったようじゃ。それをいちばんはっきり書いているのが、なんと骨片の説明文。
“Orbis' most advanced civilizations shared a common trait – the hubris that ultimately led to their downfall.”オルビスで最も進んだ文明たちには共通点があった。最終的に破滅を招いた傲慢さだ骨片の説明文
ほかの作業台の説明文にも、その文明たちの姿が残っておる。
- 錬金術師の作業台:昔の錬金術師は永遠の命を追い求めた。ある意味では手に入れたのかもしれない。ただし、思い描いた形ではなかったようじゃ
- 秘術師の作業台:秘術は人がアバターの力に最も近づいたもの。もっと早く使いこなせていれば、あんなに簡単にそそのかされなかったかもしれない、と書かれておる
- ルーン魔法:ルーンバインダーと呼ばれる人々が、ルーンを使ってアバターの力を真似しようとした
呪われた炎とクルーシブル
チャプター1でよく名前が出るのがクルーシブルという街と、そこに住んでいたエンカインドルという人々じゃ。アダマンタインはクルーシブルの発展を支えた金属で、いまはその焼け野原の地下に名残があるだけ。熾火布の切れ端には、呪われた炎がクルーシブルを焼き尽くしたと書いてある。
焼け残った手紙には、エンカインドルの技師の迷いが書かれておった。
“Magic is pure. Add mechanism to magic and the magic is tainted.”魔法は純粋だ。魔法に仕掛けを加えれば、魔法は穢れるエンカインドルの手紙:戦争の工房
手紙は「なのに今は、戦争のために作れと言う」で途切れておる。魔法と機械を混ぜることに迷いながら、戦争のために作らされた何か。これもまた、傲慢の歴史のひとつなのかもしれん。
アウトランダーとささやき
2019年の公式ブログでは、アウトランダーは人間から分かれた勢力と紹介されておる。チャプター1で見つかるエンカインドルの日記には、アウトランダーとの戦争に仲間が出ていった、という話が書かれておった。
“this breakaway human faction”この、人間から分かれた勢力公式ブログ A visual tour of zone 3 2019年
そして見張る者の像の説明文がなんとも不気味なのじゃ。
“when they arrived, the whispers were already there.”彼らが着いたとき、ささやきはすでにそこにあった見張る者の像の説明文
アウトランダーはささやきに引き寄せられて寒い土地に移ったわけではない。だが着いたときには、もうささやきがそこにあった。いったい誰のささやきなのか。
もうひとつ、創建者の像にはスカラクの過去が書かれておる。最初で最後のスカラク女帝のもとで、残虐な行いがあったらしい。
錬金術師、秘術師、ルーンバインダー、エンカインドル。どの文明もアバターのような力を自分たちの手で手に入れようとしておる。それが骨片の言う「傲慢」なのじゃろう。そして秘術師の「そそのかされた」という言葉と、アウトランダーの土地の「ささやき」。誰かが文明を裏でそそのかしていたのかもしれん。
6枚の絵が語るゴブリン脱出の物語
さて、いよいよ本題じゃ。ゴブリン研究所の壁に描かれた6枚の絵。それぞれに説明文がついていて、ゴブリンの言葉で書かれておる。物語の順に並べるとこうなる。

- ヴォイドの結界:「何もかもおかしい。空が紫すぎる。ここにいちゃダメだ。マキノマジストラがやり遂げる」
- 失敗した遠征:「失敗が多すぎる。紫の結界がすべてを弾く。方法はあるはず。永遠に閉じ込めておけるものか」
- 旅するゴブリン:「動いた!」
- 奇妙な場所:「クウィーベックがいる。でもここはオルビスじゃない。似てるけど同じじゃない。空も紫じゃない」
- 必要な修理:「門がもう動かない。先へ進めない。部品は向こう側。紫の空の下だ」
- 裂け目:「ほかのゴブリンも来る。友好的なやつばかりじゃない。ここには新しいものがある。ここのほうが安全。でも必要な部品は向こうにある」
4枚目の「似てるけど同じじゃない」という言葉。これこそ、わしらの世界がオルビスのエコーだという話とぴったり重なるのじゃ。
マキノマジストラという天才
1枚目に名前が出てくるマキノマジストラ。メモリーの説明文によると、これは技術への執着がエンカインドルの技師すら超える者だけが名乗れる称号なのじゃ。
“the first Goblin to manage to escape Orbis through her own inventions”自らの発明でオルビスから脱出した初のゴブリンマキノマジストラのメモリー
今の称号の持ち主は、オルビス最古の遺跡にある古代の門に夢中だった。そして最後に、こんな一文で締めくくられておる。
“Perhaps her critical failure lies in the origins of the fascination itself.”彼女の致命的な失敗は、その執着の始まりそのものにあるのかもしれないマキノマジストラのメモリー
門はエンカインドルの研究だった
エンカインドルの破れた研究記録には、古い遺跡で見たことのない記号と大きな門を見つけた話が書いてある。触媒があれば使った者を別の場所へ移せるかもしれない、と。そしてその下に、ゴブリンの字でこう書き足されておった。
“Found it! Scrappers will take it back to the Deepworks.”見つけた!スクラッパーがディープワークスに持ち帰る破れたエンカインドルの研究記録
つまりゴブリンの門は、もともとエンカインドルが調べていた古代の門だったわけじゃ。ちなみに魔法の転移のメモには、門の実験の記録が残っておる。1回目は被験者が消え、2回目は足だけ残り、3回目は高すぎる場所に出て、4回目は壁の中から声がする。5回目でようやく成功じゃ。ゴブリンらしいのう。
重すぎるというメモでは、大きな機械が門を通らなくて置いていくしかなかった様子も書かれておる。

ゴブリンブリーチの行き先
ゴブリンブリーチで入る場所の英語名はGuttering Hollows。guttering は、ろうそくの火が今にも消えそうに揺らめく様子を表す言葉じゃ。説明文によると、ここは滅びたエンカインドルの集落の廃墟。ゴブリンたちは墓場を王国と勘違いして、そこに宮廷を開いておる。
“mistaking a graveyard for a kingdom”墓場を王国と勘違いしてゴブリンブリーチの行き先の説明文

しかもここはオルビスの中。ヴォイドの結界はすぐに元に戻り、閉じるときにはふさわしくない者を追い出す。ブリーチに制限時間があるのは、この設定そのものなのじゃ。ヴォイドの襲来についてはヴォイド襲来のタイムラインでくわしく書いておるぞ。
そして、マキノマジストラが作ったゴブリンのポータルの説明はこうじゃ。
“Breaches the Veil of Void that seals Orbis.”オルビスを封じるヴォイドの結界を破るゴブリンのポータルの説明文
マキノマジストラは古代の門を使ってオルビスを脱出し、エコーにやってきた。最初にたどり着いたのが忘れられた神殿、つまりエコーの果てじゃ。ところが門が壊れ、部品はオルビス側にしかない。その門の穴を通って、ほかのゴブリンまでやってくるようになった。これがゴブリンブリーチの正体なのじゃろう。わしらがブリーチに入るのは、彼女の部品集めを手伝っているようなものなのかもしれん。
紫の空とちゃんと死ななかったやつら
ゴブリンが書いたなぜ紫?というメモがある。
“Stories say it was red or blue before.”言い伝えでは、空は前は赤か青だったゴブリンのメモ:なぜ紫?
植物まで紫になりはじめ、草が草に見えなくなってきた。紫は嫌い。炎で黒くなるほうがまだまし。そんな文章じゃ。オルビスの空は、もともと紫ではなかった。ヴォイドの呪いが世界を少しずつ変えているのが伝わってくる。
そしてもうひとつ、とびきり不気味なメモがちゃんと死ななかったやつら。最近書かれたゴブリンの文字らしい。
- うぬぼれ屋に気をつけろ。おれたちを自分みたいにねじ曲げようとする
- 小さいのに気をつけろ。あの子の機械はおれたちのよりずっとすごい
- 強いのに気をつけろ。物が壊れるのを見て笑う
- 覆われたやつに気をつけろ……
最後の一行は途中で切れておる。書いている途中で何かあったのかもしれん。
ディープワークスの説明文も気になる。偉大な頭脳が最近姿を消し、残されたスクラッパーたちが暴れている。そして機械もゴブリンも静かになったとき、別のつぶやきが聞こえはじめるかもしれない、と結ばれておる。
「ちゃんと死ななかった」というのは、死んだあとも何かの形で残ってしまった者たちのことじゃろう。錬金術師が思っていた形ではない永遠の命を手に入れた、という話と重なって見える。そして見張る者の像のささやき、ディープワークスのつぶやき。どれも同じ何者かの声だとしたら……と考えるとゾクっとするのう。
博士の仮説まとめ
ここまでの話をつなげると、わしはこう読んでおる。ここから先はぜんぶ博士の考察じゃ。
- オルビスでは、いくつもの文明がアバターの力を求めて栄え、傲慢によって滅びた
- 誰かのささやきが、文明をそそのかしていたのかもしれない
- 呪われた炎がクルーシブルを焼き、ヴォイドの呪いがオルビスを封じた。空は紫に変わった
- オルビスに閉じ込められたゴブリンの天才マキノマジストラが、エンカインドルの調べていた古代の門を使い、エコーへの脱出に成功
- たどり着いたのは忘れられた神殿。だが門は壊れ、部品はオルビス側にある
- その穴を通って、ほかのゴブリンまでエコーに来るようになった。これがゴブリンブリーチ
- そしてエコーには、オルビスの化身ガイアらしき女神が眠っている。プレイヤーがメモリーを集めることで、その意志がよみがえっていく
まだ残る謎
- オルビスの心臓に眠る女神の意志が戻ったら、何が起きるのか
- 覆われたやつとはいったい誰なのか
- ささやきの正体、そして空が紫になった本当の理由
- マキノマジストラの致命的な失敗とは何なのか
公式ブログによると、ハイテールの物語は考古学のように伝えられるそうじゃ。建物やアイテム、世界のあちこちに残されたヒントから読み解いていくスタイル。だからこそ、こうやって説明文やメモをつなぎ合わせるのが楽しいのじゃな。公式ブログには、世界のあちこちに秘密があるとも書かれておった。次のチャプターで、どこまで明かされるか楽しみじゃ。
ゴブリンの絵は宝箱のウェーブ戦の報酬でもらえるレシピで、レプリカを作って拠点に飾れるぞ。くわしくはヴォイドハートの集め方を見てくれ。物語を知ってから飾ると、ちょっと見え方が変わるかもしれん。
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出典:A look at Hytale's Lore and Philosophy、A visual tour of zone 3、ゲーム内のアイテム説明文やメモ。日本語訳は博士によるものです。考察は公式の設定ではありません。画像の一部は Hypixel Studios 公式プレスキットのものです。このサイトは非公式のファンサイトです。




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